これから何回かにわたって自分がデザインしたエースパターの HILLCREST TRUECoG について書かせていただきます。
なかなか自分が設計までしてパターを作るということはできない経験です。その貴重な経験の話を少しずつ書いていき、パターを作るという楽しさとこのパターのこだわりや、思い入れを伝えていければと思います。
まずこの TRUECoG シリーズのネーミングについてです。他社のパター見ても意外と機能に関連したネーミングのパターが多いです。
『TRUECoG」とは
これは造語で、なんとなく想像がつく方もいると思います。『TRUE」と「CoG」に意味は分かれます。
「TRUE」は “真の” とか、”本当の” という意味の言葉で、「CoG」はゴルフ用語でもよく出てくる「重心」の意味で、Center of Gravity からとっています。そして全部大文字よりも of の O だけ小文字にして「CoG」としました。
ということで、真の重心という名前を冠したパターということになります。この詳しい理由はまた機能のところでお話ししたいと思います。
TRUECoG シリーズには3種類のヘッド素材があります。
COOL DAMASCUS
CUPRUM
SUS303
COOL DAMASCUS は国産の高級ダマスカス鋼を使ったヘッド、CUPRUM は純度99%以上の銅を使ったヘッド、SUS303 はその名の通り303ステンレスを使ったヘッドになります。
ダマスカスとステンレスはそのままの名前ですは、CUPRUM はちょっとひねりがきいています(笑)。元素記号を覚えていると銅は「Cu」です。この語源ともなっているのが CUPRUM です。
CUPRUM はラテン語の銅の意味です。英語では COPPER で、こちらの方が聞き慣れていますね。というわけで銅ヘッドの名前はこうやって決まりました。名前を考えるというのはとても楽しい時間でした。
TRUECoG シリーズに関する詳しい情報は…
https://www.puttinglabo.com/?page_id=613
HILLCREST TRUECoG シリーズのメーカーサイトは
https://hillcrest.jp/truecog/
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