今回の調整依頼は ODYSSEY の少し古めのモデルの METAL-X。ヘッド重量が重い #1 MID というヘッドで、PING 型形状の大きいヘッドです。
この当時の中尺パターはヘッド重量が重く、長さも 38 インチ位の物が多かったです。今販売されている ARMLOCK の仕様とは異なり、ロフトも通常のパターと同じになっています。
購入された時はアームロックで使えると思って購入されたとのことで、ヘッド後方が浮いてしまう上にロフトも少なすぎて打音も悪い状態でした。
グリップは自分用にカスタムされていて、SuperStroke のリストロックグリップを逆向きに入れて使ってらっしゃいました。
スペックを計測するとやはりライ角 70 度、ロフト角 3 度の状態で。普通のパターでした。
これをアームロック仕様に調整することにしました。ライ角は若干フラット目に、ロフトはハンドファーストの度合いを考えて 6 度を目指して調整。転がりを確認するともう少しあった方が良さそうだったので更に 1 度ロフトアップして 7 度のロフトで綺麗な転がりと打音の改善が確認できました。
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