今日の調整は珍しい GRAN DISTA の “Cobain” です。
GRAN DISTA と言えば GSS 素材を使ったパターを作っているという事で知っている方も多いと思います。
今回はその GSS 素材のパターの調整でした。
まずは現状のスペックを計測すると、ロフト角は 70.0 度でライ角は 3.0 度でした。多分カタログ値通りのスペックで出来上がっているのだと思います。
現状のライ角に合わせて構えるとトウ側が浮いてしまいすわりが悪いので、アドレスでピタッと決まらないとのことでした。
実際に構えていただくと確かに L 字のパターなのでヒール側の面積が少ないので開いてしまう感じになってしまっていました。
ソール全体でしっかり座るようにするためにまずはアドレス時のボールとの距離を決定し、その状態でのトウ側の浮きを見て、調整幅を 1.0 度に決定しました。
1.0 度フラットにしてかなりすわりが良くなったことを実感していただき、そのまま OK ということになりました。
今日の GRAN DISTA “Cobain” の調整は…
ロフト角/ライ角 70.0 度 / 3.0 度 → 69.0 度 / 3.0 度
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