今回はちょっと珍しいパターの調整でした。
パターは Bettinardi(ベティナルディ) の Inovai 3.0 というパター。すごく大きくはありませんが、まずまず大きめのマレットパターです。
今回はこのパターをアップライトにしてもっと吊って構えたいとのことでした。
現状のスペックはライ角が 72.5度、ロフト角は 1.0 度。結構変わったスペックでした。
どのくらい吊って構えたいんですか?ということで構えてもらうとかなりヒールが浮いてしまっている状況。
これは 3 度じゃすまないなと思ったのですが、まずは3度くらい調整して構えてもらうと、やはりまだまだな感じ。
76 度くらいかなと思ったので、そこまで曲げてみたのですが、まだもう少しアップライトにしないとダメな感じ…。ということであと 1 度アップライトにして 77 度になったところで気持ちよく構えてもらえるようになりました。
そしてその状態でボールを転がしてもらいボールが跳ねていないかをチェック。跳ねてはいないけどボールがつかまっていない感じだったので、少しロフトアップすることに。
3 度は無くても大丈夫な感じだったので、 2.5 度に調整すると良い転がりになることを確認。「こんなに曲がるんですね」と満足いただけて調整終了しました。
今回の Bettinardi Inovai 3.0 の調整は
ライ角/ロフト角 72.5度 / 1.0度 → 77.0度 / 2.5度
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