今回はお初の調整になります。
パターは TaylorMade の Spider GT MAX TRUSS です。重心深度が調整できる興味深いパターです。
持ち込まれた状態はリシャフトされていて、Diamana PT 135 が入っていました。現状のスペックを計測してみるとライ角は 69.25 度、ロフトは 2.5 度になっていました。
アドレスしてみるとちょっと違和感を感じてよく見てみると、TaylorMade のパターのホーゼル内径は 9.4mm のはずなのに、Tip 径 9.0mm のシャフトが入っていました。
HP で確認すると元々 9.15mm の仕様しかないみたいなのでしょうがないのですが、接着だけで固定していて、曲がって入ってしまっていました。このままの状態では調整もできないので、まずはシャフトを入れ直すことに。
極薄のアルミ製のスペーサーを上にはみ出ない高さにカットして入れ直してスペックを計測すると、ライ角は 70.0 度、ロフト角は 3.0 度ときっちりカタログスペック通りになりました。
そして次はライ角の調整。少し近めに前傾浅く立ちたい方だったのでアップライトに調整することに。
それほど大きな調整にはならず、とりあえずは 1.0 度の調整をしてみました。ですがまだほんの少し浮いている感じが見えたのでもう少し調整して 71.25 度でバッチリすわるようになりました。
今回の TaylorMade Spider GT MAX TRUSS の調整は
ライ角 69.25 度 → 71.25 度 ロフト角 2.5 度 → 3.0 度
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