これからシリーズでお伝えする ”Today’s Solution(今日の解決)” の記念すべき1本目は、Scotty Cameron Phantom X 5.5 です。
Phantom X 5.5 は数字に .5 がつきますので、ショートスラントという事になります。
今回このパターのライ角調整の依頼がありましたので調整いたしました。
実測ライ角は 70.25 度、ロフト角は 2 度。
ライ角を 74 度にという依頼でしたのでまずはその調整を…。ロフト角は 3.5 度のはずですが 2 度しかないということは若干シャフトが右から入ってしまっている状況です。
ですので少し開いてしまう感覚になってしまっていたはず。それをお伝えしてオリジナルより若干立ち気味の 3 度に調整。これでしゃふとがほぼ垂直の状態ですわるようになりました。
ライ角の 3.75 の調整ですが、ショートスラントは比較的曲げやすいですね。
ただ最近のネックは付け替えができる造りになっているため、クランクネックなどは曲げにくいものが結構あります。
今回はライ角 70.25度→74度、ロフト角 2度→3度の調整が無事できました。
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