世の中 350g なんていう重めのヘッド重量から最近では 360g とか 370g なんていう超重いヘッド重量のパターが増えてきました。
ヘッド重量が重いという事は小さな動きでも転がせる距離が長くなるという事になります。
重いヘッドのメリットはこの小さい動きや少ない力でボールを転がせるというところです。これを裏返すとこうなります。
小さい動きが苦手でしっかり動かすことでボールを転がしたいという人にはコントロールしにくいパターになるという事です。
しっかり打つのかパターの重みで打つのかは、ストローク中のパターの動きがどうなっているかを見るとわかってきます。
しっかり打つ動きをする人はインパクトまでにヘッドを加速する動きになっています。一方流れの中でたまたまボールのインパクトがある打ち方をする人にはヘッドの加速がありません。
重いヘッドを使って加速してしまえばボールは思った以上に飛んで行ってしまうので、力を加減しなければならなくなります。
そうすることによって今度はショートをするようなことも出てくるわけです。ショートをすれば今度は届かせようと思って打ち過ぎてしまう…。こうやってその人の距離感は崩壊していきます。
打っていきたい人は重すぎないヘッドを選び、インパクトがないストロークの方は重めのヘッドを選ぶというのが良さそうです。
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