パッティングストローク分析をしていると、ヘッドの縦方向の動きがわかります。ダウンブローに当たっているのか?アッパーブローに当たっているのか?
以下のような分析結果が出てきます。
この図では図の真ん中にあるインパクトの位置を通過する角度がそれぞれ左の数字になっていて、その平均値が3.2度のアッパー軌道になっています。
このデータとともに出てくるのが下のデータです。
インパクト時にシャフトの傾きがどうなっているのか?(ハンドファーストなのかヘッドファーストなのか)や、その結果パターのロフトがどうなって当たっているのか?も出てきます。そしてヘッドの当たった場所によってもボールの上がり方が変わってくるのでわかりやすいです。上の場合回転はニュートラルという評価になっています。良い評価になるとトップという表示になります。
パッティングで良い転がりを得るには、若干ロフトが立ち気味でアッパーブローに振って、少しフェースの下目に当たることが必要です。そうするためのイメージ作りのために、こんな練習をお勧めします。
上の画像のようにボールの両側に単4の電池を置きます。この時に注意するのはアドレスでパターヘッドはきちんとソールできることです。
パターヘッドを浮かしてやると確かにフェースの下目で打ち易いですが、ストローク(特にテークバック)が安定しにくくなりますので、しっかりソールした状態からスタートしてください。
ソールできる場所に電池を置いて、その電池に当たらないようにストロークしてみてください。
これはフェースの上に当たり過ぎた失敗例。
こちらはフェースの下目で当てられた成功例。
最初は少し違和感があるかもしれませんが、ボールの転がりが変わったのが実感できると思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
これは良いですね!手軽でお金かからない(笑)早速やってみます。でも、ソールして打つのは違和感ありそうです…
ソールするとヘッドがつっかかってうまくストロークのきっかけがつかめない方が結構いらっしゃいますよね。手軽にできるので是非やってみてください。