素材から考えると GSS だろうと SSS だろうと同じ 303 ステンレスだという話は前回しました。
ドイツで作った 303 ステンレスだから、German Stainless Steel という名前をつけただけです。
ではドイツのステンレスがどんなものか?という話になりますが、ドイツというと刃物って言うイメージがありますね。
ゾーリンゲンなんてだいたいの人が聞いたことがあるメーカーだと思います。刃物に使うんだから強いんじゃないか?とか考えると思います。
もし通常のステンレスよりもドイツのステンレスがそうだったとして、それをパターに使っていると考えるとどうなるか?
硬い素材だとしたら打感が変わった感じはするかもしれません。ただ素材としての硬度が同じ 303 ステンレスでそんなに変わるとは考えにくいです。
ですが、GSS 素材を使っていると柔らかいって言う人が多いような気がします。これって実際にはフェースの厚みだったり、フェース面の加工だったりで大きく変わります。
それに硬い素材で打っているのに柔らかく感じるというのもおかしな話です。
ということで私自身もそんなにどこが違うのかはわからない感じです。価格が高いのにあまり差が無いと思うのも…ということで柔らかい感じがするという話になっているのではないかという気がしないでもないです。
でも最近の自分の感覚だと GSS は少し弾きが弱い気がします。これは使い続けてやっとわかってきた感覚です。
普通の 303 ステンレスは打つと弾いている感覚があるのですが、GSS は弾かないのでしっかり打っていけるという感じです。
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