パターをより良い物にカスタムしたいと思ってシャフト交換を考える人が結構いらっしゃいます。
その中でそれほどコストをかけずに違った感を味わえるのがシャフト交換です。
シャフト交換の場合今の物とどんな違いを出したいか?にはいくつかの種類があります。
シャフトを重くする、シャフトを硬くする、シャフトを短くする等々色々です。
シャフトを短くするは長すぎた人にとっては即効果が感じられるカスタムですが、当然短くなることによってバランスは軽くなってしまいます。
そこで考えるのが今回の重いシャフトへの交換です。この方法だとオリジナルのシャフトを残しておくことができますので、お勧めすることが結構あります。
NS PRO の新しいパター用シャフトだと9.0mm、9.4mmともに120g、140g、160gの重量が用意されているので、Scotty Cameron でも、ODYSSEY でも対応が可能です。
同じ長さでシャフトだけ交換した場合は全体重量が上がるので当然最初よりは重くなりますし、バランスも重くなった感覚になります。
短くして重いシャフトにした場合は、その全体重量のアップの感覚にごまかされ、それほどバランスが軽くなった感じにはならないことが多いです。
実際はバランスが軽くなっていますが、全体が重くなったのでその軽さを感じないということです。
このシャフト重量を重くすることによる効果は、ストロークの安定でしょうね。なぜ安定した感じになるかというと、ヘッドだけが重いと手から遠い位置にあるヘッドの部分を動かそうという意識になってしまいますが、手元とヘッドの間にあるシャフトが重くなると、違う感覚になります。
それは重いシャフトを動かそうという感覚になれるので、ヘッドではない部分を動かす感覚になるからです。
ですので、効果はヘッドが重い物よりも軽い物の方がその効果を感じやすくなります。
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