Cameron のレッドドット
補修 その1

この補修は結構定番ですね。

この透明なインクのような塗料は乾燥で硬化するので、プラスチックの部品が取れたように取れてしまいます。

ですので相談を受ける際にもドットに入っているプラスチックの部品が取れてしまったということで話を受けることがあります。

今回初代の FASTBACK だったのですが、フェースのヒール側にある3つのドットのうちの一つが取れてしまったというものでした。

こんな感じです。

取れたあとはもう錆が出ていますね。この錆も問題です。普通ステンレスなら錆びないと思うかもしれませんが、ステンレスは錆びにくいだけで錆びます。

この一箇所だけ色を入れると色の統一感がなくなるので、他の2個も取ってみるとこんな感じでした。

この画像を見るとプラスチックのようになって取れているのがわかりますね。

3個取れたところで取れたところを見てみるとほぼ全てに錆が出ていました。後から取った2箇所も錆で浮いてきていたので、取れるのも時間の問題でしたね。

ここから少し手のかかる下準備があります。それはまた明日…。