ライ角やロフト角がカタログ値と合っていないというのは、ある程度しょうがないことだと思います。
ヘッド側に問題はないんです。設計図通りに作られていますので、そこで間違うことはありません(一つだけ設計からおかしいと思うものもありますが…)。
ヘッドがカタログ値通りにできあがっているのになぜその通りに組み立てられないのか?
それは組立時の問題です。問題とは言ってもある程度しょうがない問題だとは思っています。
PING のパターは組み立て後にスペックの確認をしているメーカーもありますが、PING 以外のメーカーがどうなっているかはわかりません。
パターはヘッド、シャフト、グリップの3つのパーツでできあがります。グリップが曲がって入っていることは最近少なくなりましたが以前は結構ありました。
グリップに関しては組み立てる人への教育や、確認方法が確立しているのだと思います。
ただシャフトの入れ方に関してはちょっとしたことでロフト角やライ角は大きく変わってしまいます。
特にベンドシャフトに関しては装着する角度でオフセットの度合いも変わってしまいます。
カタログ通りにできていないパターは組立時の接着角度で変わっている場合がほとんどです。その原因はシャフト接着部分とシャフトの内径や外径のサイズがきっちり合わせられていないことです。
この部分を改善するか、完成後のスペックを計測して調整するなどしなければ変わらない部分だと思います。
カタログ値になっていないパターは構えにくいし、ロフトがおかしいのに自分の構え方を無理にすると、フェースがかぶったり開いたりしてしまいます。
そんなことを感じた方は早めにご相談ください!
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