今回は結構ハードな依頼でした。
元々70度位のライ角のパターをルールギリギリの80度くらいまでアップライトにしたいとのご要望。
1本は ODYSSEY だったので、ネックがほんの少し立ちあがっているのでこちらは問題なく80度を少し切ったところまで無事調整完了。
そして問題はもう一本。これは Scotty Cameron KOMBI でシャフトが直接ボディに刺さっているタイプ。センターシャフトではなくベンドシャフトがついています。
このベンドシャフトだったことが幸いして、すでに曲がっている部分を元に戻す方法でライ角を調整しました。
ほぼ希望通りの79度まで調整することができました。ベンドシャフトを曲げるためのツールもありますが、もし上手くいかなかった場合はこれを使う予定でいました。
これを使うとシャフトを扁平させることなく曲げることができます。その場合曲げる部分をバーナーで熱を加えることで調整が可能になります。
今回はその方法を使わなくても上手く扁平させず調整ができました。
ほぼ長尺パターのライ角のパターですが、とにかくアップライトにしたいという方にはみなさん喜んでいただけています。
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