パッティングカウンセリングにいらした方ですごくアドレスの時のフェースの向きを気にする方がいらっしゃいます。
アドレス時のフェースの向きは真っ直ぐに向いていた方がなんとなく良いような気がしますが、そうとばかり言えません。
その理由は打ち出し方向はフェースの向きだけで決まらないからです。大部分はインパクト時のフェースの向きで決まるのですが、その他に軌道も打ち出し方向に影響を与えます。
一般的にはフェースの向きの影響度が80-90%で、ストローク軌道が10-20%と言われています。
ですのでアウトサイドインの軌道の人はフェースが開いていないと真っ直ぐに打ち出せないということになります。
逆にフェースがかぶっている人はインサイドアウトでないと真っ直ぐ打ち出せません。
またこの他の要素として、フェースが真っ直ぐに向いていないからインパクトで真っ直ぐにならない人もいれば、フェースが真っ直ぐに向いていないのにインパクトでは真っ直ぐになる人もいます。
ですので、どっちを向いてアドレスをしているか?はそれほど重要ではなく、毎回同じ方向を向いているかの方が重要です。
いわゆる再現性の方が重要ということです。再現性が高ければミスも同じになるので自然に真っ直ぐに打てるような打ち方になってきます。
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