よく持ち込まれたパターがどうみえているかを聞いてみると、かぶっているとか開いているとかという表現をされる方が多いです。
その表現はもちろん間違っていないのですがそれがどういうことかをご説明すると…
基本的にはフェースの向きに影響を与えるのは主にロフトの影響によるものがほとんどです。
昨日調整した TRUSS 3本もロフトが出過ぎていることによるものでした。お持ちいただいた一人はやはり「かぶって見えちゃうんだよね」と言っていました。
ロフトが寝ていてかぶって見える人は、自分の構える位置がしっかり決まっている人で、更にあまりハンドファーストにしていない方です。
ハンドファーストにできればそれほどかぶっては見えないところですわってくれるのですが、真っ直ぐに構えたい人はフェースがかぶってきてしまいます。
逆にロフトが立ち過ぎている場合、ハンドファーストにするとマイナスロフトになってしまう事さえあります。
またロフトが少なくてシャフトが垂直からハンドレイト気味に構える人はフェースがすごく開いてしまっているように感じるということになります。
とにかく自分が構えたいところで構えた時に違和感があるパターは自分に合っていないスペックになっている可能性が高いという事です。
違和感を慣れさせようとしてしまうことはパターの調子を崩すことになりますので、早めに調整することをお勧めします。
The Putting Laboratory では遠方からのパターのロフト角、ライ角の調整を受け付けております。興味がある方はこちらのフォームからお問い合わせください。
コメント
コメント一覧 (2件)
お世話になります
同じくトラスでセンターシャフトTM2ですがライ角を79度の調整は可能でしょうか?
よろしくお願いします
そこまでの調整はしたことがありませんが、感覚的にはできそうな気はします。
ただシャフトの先端部分に近い部分が曲がりますので、その部分が少し隙間が空くことはあると思われます。