先日お預かりしたパターのトップブレードの傷消しが大体終わり、次はサイトドットの追加です。
サイトラインが無い貴重なパターなので、サイトドットの位置はこのパターの重心位置を計測して入れることになりました。
以前からお話ししていることですが、PING 型のパターでブレード幅のセンターに入れられたサイトラインが重心位置と合っているパターはほぼありません。
それに違和感があって、サイトラインが無いパターや、本当にブレード幅のセンターに重心が来るパターを作ったりしてるわけです。
サイトライン上に重心があるパターはこちら…
https://www.puttinglabo.com/?page_id=613
今回のサイトドットは重心位置を見てみて、そこに合わせてボール盤で入れました。ドットの径は2.5mm で Scotty Cameron がサークルTのパターに入れるドットの大きさにかなり近い大きさです。
入れ終わった出来上がりはこんな感じで、ご覧の通り重心位置に入っています。
エンドミルではなくドリルで入れる穴なので終わった後にトップブレード全体を再度軽く研磨しました。これで穴の入口も滑らかになります。
何か目印が欲しいと思ったらサイトドットを入れるというのもいいですね。
コメント
コメント一覧 (1件)
こんにちは。
静止状態の重心は仰せのとおりだと思いますが、
動いているヘッドでは遠心力の関係でフェースセンターが
重心になると思うのですが。