先日某メーカーの PING 型のパターが持ち込まれました。
結構高いパターで10万円以上もしたとのことでした。でもフェースがかぶってきてしまって気持ち悪いのを我慢しながら2年もの月日が経ってしまったとのことでした。
構えさせてもらうと明らかにロフトが出過ぎな状態で、相当ハンドファーストにしないとすわってくれない感じでした。
で、ロフトとライ角を計測するとライ角が69度、ロフトはなんと10度もありました。
シャフトの入り方だけではこの状態にはなりえません。ネック回りを観察してみましたが特にすごく曲がってしまった原因らしきものは見当たらず…。
今回のパターも無事ロフト3.5度にその場で調整してご満足いただけました。ロフトはパターのすわりを優先すると手の位置を決められてしまいます。
それがたまたま自分にとって気持ちのいい場所であればいいのですが、そうでないとソール面全体ですわらないのでフェースがクローズになったり、オープンになったりしてしまいます。
それに加えてライ角まで合っていないとさらにひどいことが起きます。
みなさんの違和感はその場でわかります。お話しを聞きながら調整できればそれにこしたことはないのですが、遠方からの場合もアドレス時の画像をお送りいただくことで調整可能ですのでご相談ください。
パターのロフト/ライ角の調整に関しては下記のフォームからお問い合わせください。
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