先日の Scotty Cameron NEWPORT Trilayered のレストアの続報です。
今回は小傷が無数についたトップブレードとそのエッジ部分の研磨をしてみましたのでレポートします。
まず研磨前の状態はこんな状態でした。
角が結構凹んでいるところもあり、当たって黒い色がとれている部分も無数にあります。錆びてしまう表面加工のヘッドなので、こうなってしまうのはある意味しょうがないことです。
やり方としては最初になるべく最小限の削りの深さで削りながら、全ての傷を取り切ります。
角が凹んでしまっているものが消えることを優先にして、ロールトップになっている雰囲気を壊さないように削っていきます。
何度かに分けて仕上がった状態がこんな感じです。この状態でメッキ処理すればかなりきれいに仕上がるはずです。
ステンレスのパターだとこのままでも錆びないのですが、軟鉄ヘッドはメッキが必要です。
この次はソール面とソールとフェース面のエッジ部分を綺麗にします。今日までの状態で332.0gです。
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