SC TeI3 のレストア
その1-フェース面

先日お預かりした Scotty Cameron のトライレイヤードのレストアの進行状況です。

このパターインサートのテリリウムと軟鉄ボディーの間に白いシリコンが入っている最初のバージョンではありませんでした。

インサートを外してからという事も考えたのですが、インサートの高さが変わってしまうのも困るので、インサートがついた状態でフェース面の研磨を入れました。

今回 #150 と #400 のサンドペーパーを用いて、最初は #150 で大きめの錆びやへこみを消した後に #400 で仕上げました。

フェース面のトウ側が元々ボディー側よりもへこんでついてしまっていたので、その部分の傷がなかなか消えませんでしたがここが消えるまで根気よく手研磨しました。

仕上がった状態はこんな感じです。これからもう少し細かい目のペーパーで仕上げる予定です。

次は結構当たり傷が多かったトップブレードとフェース面の下のソール面の角の研磨です。

ちなみにここまでことのヘッド重量が331.9gで331.2gですので0.7gの減りでできています。