今日も自分が持っているパターの紹介です。
このパターちょっと物語があります。このパターを手に入れたのは2000年です。Cameronさんはこのパター以降はこの PSM を作らないと言っていました。
PSM が何の略かというと、Payne Stewart Model です。あのペイン・スチュアートのために作られたモデルです。
特徴はロングネックのフェースバランスで、サイトラインは2本というのが特徴です。
1998年当時は黒色酸化被膜(ガンブルー)や、Oil Can Finish のパターが多かった Cameron さんのパターを錆びさせてしまう方が続出していました。
そこで ANSERFREAK でパターの再メッキを個人で受け付けを始めてやっていました。
この数年後にタイトリスト(Scotty Cameron)もリフィニッシュのサービスを始めるのですが、日本で私がそれを始めていることを知って、ある日突然自宅に FAX が届きました。
その内容を要約すると、「あなたは私のパターのファンであることを知っています。これからタイトリストでリフィニッシュのサービスを始めようと思っているので、今やっているサービスを停止することを検討してくれないか?」という内容でした。
そしてこう付け加えられていました。「それを受け入れてくれたら、あなたに私からの友達証としてパターを送る」とのことでした。
こうして再メッキのサービスをやめ、このパターが送られてきたわけです。
その後 Cameron さんに再開した時にこのパターを持ってその話をしたら覚えてくれていて、「君には感謝している」と言ってもらいました。
そんないきさつのある大事な宝物です。でも機会があったらラウンドでガンガン使いたいと思っています。
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