先日カスタムでお預かりした Scotty Cameron の Special Select NEWPORT 2 のウェイトを外した時にCameronさんのこだわりを発見しました。
Special Select になってから可変ウェイトの重量がかなり重くなりました。
これによる効果はトウ/ヒールへの重量配分を大きくすることで、面の安定性をアップさせるためです。
これまで350gのヘッド重量には15gのウェイトが2個ついていました。ということはヘッドのみの重量は-30gなので320gでした。
これが Special Select になってウェイトの重量が35gに変わりました。ということはウェイト2個の重さは70gです。なのでヘッドだけの重量は280gになっているということになります。
これは本当に大きな変化ですね。これについては以前からわかっていたのですが、これを実現するために更なるこだわりが見えないところにありました。
それはウェイトを外した時に発見されました。
なんとウェイトの穴の奥が更に重量を落とすために穴があけられていたんです。前後の4この穴でどれほど重量が落とせているのかわかりませんが、極限まで重量が落とされているんですね。
これもなぜ一つの穴ではなくて二つの穴にしたのか?もちょっと興味があるところです。面積が大きいより削る時間が短縮できるのかもしれませんね。
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