先日読んだ本に出ていたことです。イップスはどんな時に起こりやすいか?がその本には書かれていました。
その本によるとイップスは “クローズドスキル” の時に起こりやすいとのことでした。”クローズドスキル” というと何ともわかりにくいのですが、これは運動の動き出しが相手ではなく自分にあるのがクローズドスキルというとのことです。
例えばキャッチボールで相手のボールをキャッチするのはクローズドではなく、そのキャッチしたボールを投げるのがクローズドスキルになります。
止まった状態から自分が能動的に動き始めるときに起こりやすいのがイップスです。
こうやって考えてみるとゴルフはほとんどがクローズドスキルですね。何しろ来たものを打つのではなく、置いてある止まったボールを打ちますので…。
そう思うとゴルフはパッティングにかかわらずイップスになりやすい環境がそろってしまっているスポーツということになります。
静止した状態から動き出す…それもパッティングはゆっくりで小さな動きなので、考える時間もたっぷりありますし、求める結果も一番厳しいのでそういう状況になりやすいのは確かですね。
我々はとても難しい環境で色々な動作をしていて、ひとたびそれが狂い始めるとどんどん深みにはまって行ってしまいます。
ですのでそうならないうちに原因を突き止め、その状況を解消することがイップスにならない唯一の方法です。
そのためにも、パッティングラボの「パッティングカウンセリング」を受けていたければと思います。情報が多すぎて整理できていない方が多すぎます。
何が自分には必要な情報で、何が自分に必要ない情報か…それを整理いたします。
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