今日の検証は上下の打点の違いによる影響をエネルギーロスに注目して検証してみました。
このデータをとるのに何度かやり直しをしましたが、打点が上と下では上下の起動の違いが出ていることを前提でデータをご覧ください。
基本的に打点がフェースの上の方になる場合、アッパー軌道が弱くなったりダウンブローになる場合が考えられます。
またフェースの下の方で打てた時にはアッパー軌道になりやすいことが考えられます。
フェースの上で打つよりも下で打った時の方がボールの転がりが良くなりそうな感じがしますが、実際にデータを見てみると…
まずはデータをご覧ください。
これを見ていただくと明らかに違うのが一番上の項目で「Shaft Arc to Roll」の部分です。フェースの下で打ったアッパー軌道ではボールの回転が順回転になっていますが、フェースの上で打った時にはバックスピンになっていることです。
そして下で打った順回転の時にはエネルギーロスがになって+1.2%、バックスピンではエネルギーロスが-1.7%になっています。
もう少し大きい差が出ると思っていたのですが、実際にはこの打ち方の違いでの転がりの違いは数字以上です。
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