先日小学校5年生の男の子がパッティングストロークの分析に来てくれました。そこで大人とは違うな~と思ったことをお話しします。
基本的には大人にするように「どうしようと思っている?」とか、色々な情報を聞き出しながらボールを打ってもらいます。
アドレスは軽くオープン、そしてほぼ真っ直ぐに上げながら少し引っ張りながらトウ側でヒット。フェースはまあまあオープンで、ボールが飛び出す方向は平均してカップの右縁あたり。
でも驚いたのはほとんどどうしようという感覚がないこと。でも体が柔らかいからか、上手くショルダーストロークができています。
フェースを開いてアウトサイドインに振ることでだいたい狙った方向に行っていますが、分析結果を説明していると「あっ!だからスライスラインが苦手なんだ!」と気がつく。
再現性はほぼ80%。何も考えていなくて入れるという目的のために本能で動いているからなんでしょうね。
小学生にもわかるように優しく(易しく)説明して、自分がやっていることを理解してもらって、今後の練習の仕方を説明して帰っていただきました。
色々な情報が入らず自分が入れるだけのためにやっている動きは最強ですね。
今回ボールが散らばる原因はアドレスで、合わせているはずのラインがきっちり合っていなくて、そのラインに対しては真っすぐに構えられているので結果に出てしまっているという内容でした。
とにかくフェースがオープンになり過ぎない練習をして本人が言う通り、パッティングがずっと好きでいてほしいものです。
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